
加齢臭を消すにはいくつかの方法があります。
食事や運動といった生活習慣を見直すことで加齢臭を消す方法と入浴などで身体を清潔に保つことで加齢臭を消す方法などです。
しかし、生活習慣を見直して加齢臭を消すには少し時間と努力を必要とします。
それに対して入浴などで身体を清潔に保つことは、簡単でしかも短期間で加齢臭を消すことができるためおススメです。
では、どのように身体を清潔に保てばよいのでしょうか?
そのためには、2つのポイントがあります。
1つは、正しい身体の洗い方を実践することです。
もう1つは、加齢臭対策に適した石鹸やボディーソープを使用することです。
いくら正しい身体の洗い方を実践しても間違った石鹸やボディーソープを使用していると効果が得られるどころか加齢臭を強めてしまい逆効果になることもあります。
そのためにも失敗しない石鹸・ボディーソープ選びが重要なのです。
とくにボディーソープは販売されている種類も多く、使用されている成分にかなりの違いがあります。
そこで、ここでは加齢臭対策にとって失敗しないボディーソープを選ぶ際のポイントをお伝えします。
ぜひボディーソープえらびの参考にして一日も早く加齢臭を消してストレスを感じない生活をおくりましょう。
加齢臭対策!失敗しないボディーソープ選びのポイント
加齢臭の原因は皮脂の酸化でおこり雑菌による汚れの分解によって臭いを強くしてしまいます。
そのためにも加齢臭の原因である余分な皮脂を取り除き、雑菌の繁殖を防ぐことが必要なのです。
しかし、皮脂汚れを洗い落とすことができればボディーソープは何でもよいという訳ではありません。
加齢臭対策に効果的なボディーソープを選ぶ必要があります。
なぜなら、間違ったボディーソープを使用することで皮脂の分泌を強め、雑菌の繁殖しやすい環境になってしまい加齢臭を消すどころか逆に強めてしまいます。
そこで加齢臭対策に効果のあるボディーソープを選ぶための4つのポイントをお伝えします。
ぜひボディーソープ選びの参考にしてみてください。
ポイント1:天然素材の洗浄成分で作られたボディーソープを選ぼう
世の中には、たくさんのボディーソープが販売されていますがどのようなボディーソープを選べばよいのでしょうか?
そこでおススメしたいのが加齢臭対策には、石鹸素地、カリ石鹸素地と表示のある天然素材の洗浄成分を使用しているボディーソープです。
一般的なボディーソープの多くは合成洗剤とよばれ、原料にはスルホン酸Naやラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Naなどの石油系合成界面活性剤(人工的に合成された水と油を混ぜ合わせ、洗浄の働きをする)が使用されており加齢臭対策には洗浄力が強すぎるのです。
加齢臭は、皮脂の酸化と皮膚の雑菌の繁殖が原因です。
そのためには余分な皮脂や雑菌を取り除き、皮脂の酸化や雑菌の繁殖を防ぐことが必要になってきます。
しかし、合成洗剤の高い洗浄力が必要な皮脂や皮膚の常在菌までも洗い落としてしまうことで逆に加齢臭を強めてしまう原因になってしまうのです。
なぜなら合成洗剤の高い洗浄力が必要な皮脂までも落としてしまうことで皮膚を保護しようと皮脂の分泌が増えてしまいます。
なぜなら皮脂には、皮膚を守るという働きがあるからです。
そのため皮脂の過剰分泌により皮脂量がふえ、雑菌が繁殖しやすい状態になり加齢臭が強くなるのです。
一方、石鹸素地またはカリ石鹸素地と表示のある天然成分で作られたボディーソープ(液体石鹸)は弱アルカリ性のため、酸性物質の皮脂汚れと触れることで中和され洗浄力がほどよくなり必要以上に皮脂や常在菌を取り過ぎることがありません。
また、石鹸素地、カリ石鹸素地は、天然成分から作られているため、肌へのダメージも少なく肌トラブルを引き起こしにくくなり、肌を健康に保つことで雑菌の繁殖を防ぐことができます。
そのため、適度な洗浄力と肌へのダメージの少ないボディーソープ(液体石鹸)が加齢臭対策には適しているのです。
ボディーソープを選ぶときは必ず成分表を確認して「石鹸(せっけん)素地」「カリ石鹸(せっけん)素地」と記載されている天然成分ものを選んでください。
ポイント2:消臭成分で臭いを消そう
加齢臭対策に効果のあるボディーソープには、炭や柿タンニン、茶エキス(カテキン)などの消臭効果の高い成分を含んだものを使用しましょう。
なぜなら、一般的なボディーソープは汚れを落とすには効果的なのですが、ニオイの成分除去にはさほどの効果がないかです。
例えば、魚や玉ねぎなどを扱った後、石鹸やハンドソープで手を洗っても汚れは落ちても、なかなか臭いが取れないといった経験があると思います。
そのため、加齢臭対策には消臭効果のある炭や柿タンニン、茶エキス(カテキン)などの消臭効果の高い成分が必要になるのです。
なかでも、炭は臭い成分を吸着し取り除いてくれるので高い消臭効果が得られるためおススメします。
主な消臭成分 炭、柿タンニン、茶カテキン、ユーカリ葉油、ミョウバン、葉緑素など
ポイント3:保湿成分で過剰な皮脂の分泌を抑えよう
加齢臭の原因は皮脂の酸化です。
そのため、皮脂汚れを洗い落とすことも重要ですが臭いの原因となる皮脂の分泌を抑えることが重要なポイントとなります。
皮脂の分泌を抑えるために重要になってくるのが実は肌の保湿なのです。
なぜ皮脂の分泌を抑えるのに肌の保湿が重要なのでしょうか?
臭いの原因となる皮脂には、肌を乾燥や外からの刺激から保護するという大事な働きを持っています。
皮脂を洗い落とした後の肌は乾燥した状態になっています。
そのため肌を守ろうとして皮脂が過剰に分泌されてしまい加齢臭を強める原因になってしまうのです。
そこで皮脂の過剰分泌を抑えるためにも肌の乾燥を防ぐ保湿効果の高い成分が必要になってきます。 「ヒアルロン酸Na」「トレハロース」「グリセリン」といった保湿成分が肌の乾燥を防ぎうるおいを保つことで皮脂の過剰分泌を防ぎ加齢臭の発生を抑えることができるのです。
主な保湿成分 ヒアルロン酸Na、グリセリン、トレハロース、ハトムギ種子エキスなど
加齢臭を抑えるためにも保湿成分が配合されている石鹸・ボディーソープを選び肌の乾燥を防ぎ皮脂の過剰分泌を抑えましょう。
ポイント4:抗菌(殺菌)成分で雑菌の繁殖を防ぐ
加齢臭の元となる余分な皮脂や雑菌を洗浄成分で落とし、消臭成分でニオイを消し、保湿成分で皮脂の分泌を抑えたとしても、それだけでは長時間ニオイを抑えることはできません。
皮膚には常在菌という皮膚を守るのに必要な菌が存在します。
しかし、その菌が必要以上に増えることで皮脂汚れや汗などを分解するさいにニオイを強めてしまうのです。
そこで重要なのが抗菌(殺菌)成分による雑菌の繁殖を抑えることなのです。
抗菌(殺菌)成分による雑菌の繁殖を抑えることで一度洗い落とした加齢臭を長時間抑えることができるのです。
抗菌(殺菌)成分が含まれていないボディーソープなどは、身体を洗った後ニオイは消えていても朝起きるとまた加齢臭が臭うという事態になってしまうのです。
そのためにも、抗菌(殺菌)成分の配合されたものを選ぶことをおすすめします。
なかでも銀イオン(銀ナノコロイド)は抗菌(殺菌)作用にすぐれているため食品をはじめ家電製品にいたるまで多くの商品に使用されています。
しかも、菌を殺菌する力を持ちながらも、食品添加物としても許可されているほど毒性も低く人体の無害なのです。
その効果を認められNASAの宇宙飛行士の飲料の殺菌にも使われています。
そのため、加齢臭を強める雑菌の繁殖を防ぎ、安全で安心して使用することができるので特におススメです。
主な抗菌(殺菌)成分
銀イオン(銀ナノコロイド)、o-シメン-5-オール ,トリクロロカルバニリド、イソプロピルメチルフェノール、柿タンニン、ミョウバン、ユーカリ葉油、グリチル酸ジカリウムなど
加齢臭を消すにはいくつかの方法がありますが、まずは毎日の入浴で常に身体を清潔に保つことが一番です。
そのさいに加齢臭対策に適したボディーソープを選ぶことが重要になってきます。
ボディーソープ選びを間違えるとかえって加齢臭を強めてしまうことになりますので気を付けてください。
ボディーソープを撰ぶさいには次の4つのポイントをふまえて選ぶようにしましょう。
洗浄成分は天然成分のものを選ぶ 消臭成分配合のもの 保湿成分配合のもの 抗菌(殺菌)成分配合のもの
これら加齢臭対策にとって有効な成分が配合されているボディーソープを使うことで加齢臭を一にも早く消してストレスのない生活を送りましょう。
まとめ
私自身、加齢臭から解放されてからは職場でもプライベートの時間でも周囲の目を気にすることなく楽しい時間を過ごすことができています。
ただ、加齢臭専用、のボディーソープには多くの有効成分が配合されているため2000円~4000円と正直、一般的なボディーソープにくらべると高価な商品が多く、価格だけをみると使用するのにためらってしまう方も少なくないと思います。
しかし、加齢臭を発して周囲に不快感をあたえているなど加齢臭を気にしながら生活するストレスから解放されることを考えると決して無駄な出費ではないのでしょうか。
また各メーカーの公式サイトでは、お得な定期購入や割引制度や返金制度などもあります。
割引制度などを上手に活用することでお得に購入できますので一日でも早く加齢臭を消してストレスない生活への第一歩を踏み出しましょう。